【ペットは家族】災害時の情報について

【ペットは家族】災害時
本当に頼れる情報は?
元自衛官が教えるペット防災SNS活用術
「もし今、大きな地震が来たら…」
「この子を連れて、どこへ避難すればいいんだろう?」
「避難所での生活は、周りに迷惑をかけてしまわないだろうか?」
こんにちは。元自衛官が設立した防災サービス、MyShelter合同会社です。代表の末廣は、航空自衛官として熊本地震などの災害派遣に従事する中で、大切なペットを抱きしめ、不安な表情を浮かべる多くの飼い主様を目の当たりにしてきました。
災害時、私たちの心をかき乱すのは、被害の大きさだけではありません。「情報が錯綜し、何を信じれば良いか分からない」という状況も、大きなストレスとなります。そこで今回は、いざという時にあなたとペットを守るための「SNSを活用した防災対策」について、私たちMyShelterの視点からお伝えします。
なぜSNS?公的情報だけでは足りない理由
もちろん、災害時の基本は自治体の公式発表です。しかし、特にペットとの同行避難を考える上では、SNSだからこそ得られる「リアルタイムな情報」が非常に重要になります。
- ペット同伴可能な避難所の「実際の」受け入れ状況
- 近隣でのペット支援物資(フード、ケージなど)の配布情報
- 迷子になったペットの捜索・目撃情報
正しい知識を持ってSNSを活用することが、自助の第一歩となるのです。
信頼できる情報を集める「3つの準備」
やみくもに情報を探すのではなく、平時から「信頼できる情報源」をフォローし、SNSのリスト機能などでまとめておくことを強くお勧めします。
公的機関
国や自治体からの命を守る公式情報です。(例:首相官邸、埼玉県、蓮田市、気象庁など)
専門機関
ペットに特化した情報源です。(例:地域の獣医師会、信頼できる動物愛護団体など)
インフラ企業
生活復旧に不可欠な情報です。(例:電力会社、ガス会社、水道局など)
デマに惑わされないために
災害時のSNSにはデマも溢れます。情報を目にした際は、一度立ち止まって確認する癖をつけましょう。
- 「誰が」発信しているか?(発信元の確認)
- 「いつ」の情報か?(日時の確認)
- 感情的・扇情的ではないか?
- 他の情報源でも同じことが言われているか?
情報の先に必要な「安心できる場所」という備え
SNSでの情報収集という「ソフト面」の備えは非常に重要です。しかし、それだけではペットとの避難生活の「質」までを守ることは難しいかもしれません。
私たちMyShelterは、地域の空き家を活用し、災害時にあなたと大切なご家族が、周囲に気兼ねなく過ごせる「プライベートな一時避難場所」という新しい「ハード面の備え」を提供します。正しい情報収集という自助と、新しい共助の形を組み合わせることが、本当の安心に繋がると信じています。