ペットとの同行避難を考える

【9/1は防災の日】 ペットの備え
本当にそれで大丈夫?
「モノの備え」だけでは守れない、本当に大切なこと。
元自衛官の視点から、確かな安心へのステップをお伝えします。

STEP1: まずは基本から!【モノの備え】
「もしも」の時に慌てないために、まずは最低限必要なものをチェックリストで確認しましょう。
すぐに持ち出せる防災リュックにまとめておくのが重要です。
🥣 フード・お水関連
- 療法食・アレルギー対応食
- ペットフード(最低7日分)
- お水(最低7日分)
- おやつ(ストレス軽減用)
- 折りたたみ式の食器
⛑️ 健康・安全関連
- 常備薬・サプリメント
- 予備の首輪・リード(迷子札も)
- ケージ・キャリーバッグ
- 健康記録・ワクチン証明書のコピー
- ペットの写真(捜索用)
💡元自衛官のワンポイントアドバイス
災害現場では情報が錯綜します。ケージには「ペットと飼い主の名前」「連絡先」「ペットの持病や性格」をガムテープ等で大きく貼り付けてください。誰が見ても情報がわかる状態にしておくことが、あなたとペットを守ります。

STEP2: 「モノ」だけでは不十分な、厳しい現実
完璧な防災グッズを揃えても、それを使う「場所」がなければ効果は半減します。
多くの避難所では、ペットとの生活には厳しい制約が伴うのが現実です。
- ①生活スペースの分離: 人が過ごす体育館には入れず、屋外の軒下などで過ごすケースが多く、天候の影響を直接受けます。
- ②心身のストレス: 鳴き声や匂いで周囲に気を遣い、飼い主もペットも心から休まることができません。
- ③二次災害のリスク: 気兼ねから車中泊を選び、エコノミークラス症候群など健康を害する危険性も高まります。
せっかく備えても、安心して使える環境がなければ、本当の避難生活は成り立ちません。

STEP3: 本当の安心を手に入れる【場所の備え】
そこで私達が最も重要だと考えるのが、**「場所の備え」**です。
災害時に、周りに気兼ねなく大切な家族と安心して過ごせるプライベートな空間をあらかじめ確保しておくこと。それが未来の安心を守る鍵となります。
プライベートな避難場所がもたらす、5つの安心
- ✅ペットの鳴き声や行動に神経質になる必要がありません。
- ✅他の避難者に気を遣うことなく、心身を休めることができます。
- ✅ペットも環境の変化によるストレスを最小限に抑えられます。
- ✅準備した防災グッズを、落ち着いた環境で有効に活用できます。
- ✅今後の生活再建について、冷静に計画を立てる余裕が生まれます。
「モノの備え」が災害直後の“生存”を支えるなら、**「場所の備え」は、その後の“生活”と“心”を守るための、最も重要な備え**なのです。
MyShelterという新しい選択肢
私達MyShelterは、地域の空き家を活用することで、この「場所の備え」を月額定額制で提供しています。
防災の日を前に、ぜひ一度、あなたとご家族にとって最も安心できる「場所」について考えてみませんか?
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