「点」の避難所から、「面」で支える防災へ。空き家活用×防災DXで描く、平時と有事の境界線がない社会
災害大国・日本。私たちは今、大きな岐路に立たされています。 行政による「公助」は限界を迎えつつあり、現場では情報の分断によるミスマッチが起きています。
元自衛官として災害派遣の現場に立ち続けた私は、一つの問いにたどり着きました。 「平時と有事の境界線をなくすことはできないか?」
MYSHELTER合同会社は、この問いに対する答えを共に創り上げるパートナーを探しています。
現場で直面した「埋まらないギャップ」

被災地や後方支援の現場で見えてきたのは、「公的避難所だけでは救えない現実」でした。
- プライバシーやペットの問題で、避難所に行きたくても行けない人々。
- 支援物資はあるのに、どこに届ければいいか分からない情報の断絶。
- 平時の繋がりがないために、いざという時に機能しない官民の連携。

行政、NPO、民間企業。それぞれが懸命に動いているにもかかわらず、構造的な「縦割り」が支援の初動を遅らせています。 このままでは、次の災害でまた同じ悲劇が繰り返されてしまいます。
私たちが描く「防災DXプラットフォーム」構想

私たちは、既存の仕組みを否定するのではなく、それを補完し、繋ぎ合わせる新しいインフラが必要だと考えています。
鍵となるのは、「地域の空き家(ハード)」と「テクノロジー(ソフト)」の融合です。
また、個の強さ(意識や行動)と横のネットワーク(アプリやDXプラットフォーム)は新しい日本の防災スタンダードとして必須項目になると考えています。

1. 空き家を「負の遺産」から「地域の防災拠点」へ
地域に点在する空き家を、単なる住宅ではなく、地域の「ハブ」として再生させる構想です。 平時は地域の物流やコミュニティの拠点として経済を回し、有事にはプライバシーが確保された「分散型避難所」へと変貌させる。そんな「フェーズフリー」な活用の可能性を模索しています。
2. 日常の利便性が、そのまま命を守る準備に
「防災のためにアプリを入れる」のではなく、日常的に地域生活で使う機能が、裏側で防災訓練になっている——。 そんなDXによるネットワーク構築を目指しています。有事の際、アナログな連絡網に頼らず、本当に支援を必要とする人にピンポイントで手が届く仕組みを、私たちはデザインしています。
埼玉から、日本の新しい防災モデルを「共創」しませんか?

「個の強さ」と、それを繋ぐ「横のネットワーク」。 これらを実装するためには、一企業の力だけでは到底足りません。
- 自治体・行政関係者の皆様: 公助の限界を補完する新たなモデル実証にご協力ください。
- 民間企業・技術者の皆様: 物流、通信、AI解析など、御社の技術を防災インフラへ実装させてください。
- 地域コミュニティ・NPOの皆様: 現場のリアルな声を、システム開発に反映させてください。
この埼玉から、日本全国へ展開できる「持続可能な防災モデル」を共に創り上げませんか。 私たちの構想に少しでも共感していただけたなら、ぜひ一度お話しさせてください。
皆様のご連絡をお待ちしております。

